カテゴリー
制作・デザイン

冊子『認知症になっても私はわたし』町田市発行物の編集を担当!

2021年3月、東京都町田市より冊子「認知症になっても私はわたし 〜認知症と生きる希望とリアル〜」が発行されました。
受託事業としてNPO法人認知症フレンドシップクラブが制作にあたり、弊社がデザイン、編集を担当しました。認知症当事者がインタビューや座談会に14名参加し、地域の暮らしや認知症と生きていく本音を語っています。地元住民、専門職、当事者・家族と時間をかけて作った一冊です。

◉ 冒頭メッセージ ◉
この冊子は、町田市で認知症と生きる方々にインタビューさせていただいたものをまとめたものです。
人生100年時代と言われる今、長く生きる中で、誰しもが認知症とつきあって生きていくという時期があるのが当たり前になりつつあります。自分の変化に気づき、周りの人とどのようなコミュニケーションをとっていけばよいのか、生きることを支えるために地域にどんな人たちがいるのか、あらかじめ考え、備えておくことがとても大切になります。この冊子で紹介されている認知症の人の言葉は、私たちにとって大切な道標となるのではないでしょうか。いつかやってくる認知症とともに生きる暮らし。身近な皆さんの言葉の中から、ぜひお気に入りの言葉を見つけてみてください。

もくじ
認知症について聞きたい 20 のこと
・認知症と生きる身近な人からのメッセージ
 1、自分が認知症かもしれないと思ったのは、いつですか?
 2、診断後、生活は変わりましたか?
 3、家族との関係で変化はありますか?
 4、いま、楽しみなことはどんなことですか?
 5、診断後、まず何を思いましたか?
 6、不安から抜け出すきっかけはありましたか?
 7、友人とのつきあいに変化はありますか?
 8、認知症とどのように向き合っていますか?
 9、家族の自分に対する見方は変わりましたか?
 10、普段のお金の管理はどうされていますか?
 11、自分の認知症を受け止めることに難しさはありましたか?
 12、先々に備えて、意識していることはありますか?
 13、日常生活で、特に注意していることはありますか?
 14、診断前後で、自分が変わったと思うところはありますか?
 15、“認知症”という言葉に対して思うことはありますか?
 16、これから認知症になりうる私たちへアドバイスはありますか?
 17、一番の生きがいは何ですか? 18、元気の秘訣は何でしょうか?
 19、生きていく上で、大切にしている考えはありますか?
 20、認知症の人に接するときに大切なことは何ですか?

・認知症の人とつくった 16 のまちだアイ・ステートメント
 Dカフェ、Dブックス、まちだDサミット
・お話を聞いて 素朴に思うこと・・・・・・
・認知症とともに生きることのできるまち

以下のページより、全ページPDF版をご覧いただけます。
町田市市役所ホームページ